ニュージーランド海外研修を実施いたしました。

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行事の様子

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このたび、9月7日(土)~13日(土)にかけて、2年生を対象としたニュージーランド海外研修を実施いたしました。1年時の東京グローバルゲートウェイでの研修、2年時夏の広島・京都への国内研修を経ての初めての海外での学びとなり、生徒たちは初めての海外研修に大きな期待と少しの不安を抱えながらの出発となりました。 

【1・2日目:出発〜オークランド到着、ホストファミリーと対面】 
成田空港より出発し、オークランドへ向かいました。出国手続きや機内での英語によるやりとりなど、生徒たちにとって初めての経験が多く、緊張しながらも積極的に取り組んでいました。途中、ワイトモ鍾乳洞を訪れ、土ボタルの幻想的な光に感動する場面もありました。 
その後、現地ホストファミリーと対面し、いよいよファームステイがスタートしました。 

【3〜5日目:ファームステイ体験】 
生徒たちは3〜4人のグループに分かれ、各家庭に滞在しながらファームでの作業や日常生活を体験しました。羊の世話や農作業、伝統的な食事づくりなど、日常では味わえない体験に触れ、積極的に英語を使いながら交流を深めていました。 
また、Chromebookを使って毎日の活動をスライドにまとめる課題にも取り組み、教員側も生徒たちの元気な様子を確認することができました。食後にはゲームや写真の紹介など、温かな交流の時間も持てたようです。 

【学校訪問:セントポールス校・セントピータース校】
研修期間中には、現地の中高一貫校であるセントポールス校とセントピータース校を訪問し、生徒同士の交流も行いました。 
セレモニーでは本校生徒による合唱やニュージーランド伝統の踊りであるハカを披露し、現地の生徒とペアになって授業やスポーツを体験。異文化に触れながら、教育の違いや生活のスタイルの違いについて多くを学ぶ機会となりました。 
特に、現地の日本語学習者と会話を楽しむ姿も見られ、生徒たちにとって非常に刺激的な時間となりました。 

【5〜7日目:ロトルア観光〜オークランド~帰国】 
ファームステイを終えた後は、ロトルア地方を訪れ、間欠泉やキウイバード、マオリ文化について学びました。現地ガイドの案内のもと、日本との文化や自然観の違いを深く感じる機会となりました。 
最終日はあいにくの天候で景色は見られませんでしたが、その後オークランドへ移動し、お土産の購入やホテルでの宿泊を経て、研修は無事に終了いたしました。 

今回の研修を通じて、生徒たちは語学力だけでなく、自ら行動する力、多様な価値観を受け入れる力を大きく伸ばすことができました。帰国時には「もっとニュージーランドにいたい」「日本に帰りたくない」と話す生徒も多く、充実した時間を過ごした様子がうかがえました。 今後もこの貴重な経験を活かし、より一層の成長を遂げてくれることと思います。