【1学年探究フィールド別校外学習】

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9月20日、1・2学年において探究フィールド別校外学習を実施いたしました。1学年では「知る」ことを大切に、林業が盛んな常陸大宮市、大子町を訪れ、林業の面から社会を考えました。

科学探究フィールドは〈林業を支える~材料としてつくること~〉をテーマに、宮の郷木質バイオマス発電所、(株)リグノマテリア、ラミナ製材工場、大子町役場を見学。大きな機械で木材を製材・加工、エネルギーとして使用されているところを目の当たりにし、さまざまな方やその技術が生活に関わっていることを改めて感じました。

人文探究フィールドは〈林業と人をつなぐ~木材を流通させること~〉をテーマに、宮の郷木材流通センター、大子町役場を見学。木材の模擬入札体験を通し、どのような木材が求められており、建物にどのように生かされているかが分かりました。

医学探究フィールドは〈林業が生活をつくる~木材で健康を守ること~〉をテーマに、ラミナ製材工場、奥久慈憩いの森を見学。森林がストレスホルモンの減少や生活習慣病の予防に効果があることを学びました。

生徒にとって森林や林業はあまり身近ではないものでしたが、林業が私たちの生活と密接に関わっていることや茨城県の産業において重要な位置を占めていることを実感し、世の中の仕組みや未来を考えるきっかけとなりました。より心身豊かに生活するためにも自然との付き合い方を見直していくことも大切かもしれませんね。