2年国内研修旅行(広島・京都) 1日目です

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行事の様子

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 中学2学年が8月23日から25日の3日間,広島・京都方面への研修旅行を行っています。

1日目は広島での研修です。学年生徒全員で作成した千羽鶴を「原爆の子の像」へ献納し,平和を祈り黙とうを行いました。原爆資料館での見学の後,被爆された方の講話を伺いました。

 今の自分たちには想像もできないような体験を,生徒たちは真剣なまなざしで聞いていました。

 代表の生徒の感想

「今日のお話から感じたことをどう言葉にしたらよいかわからない。残念なことに現在でも戦争はなくなっていない。戦争の悲惨さを誰もが知ってもなお,争いをするかどうかの決定は,国のリーダーといわれる人たちが行っている。唯一の被爆国である日本に住む私たちが平和を守るためにできることは,国の政策や政治に興味関心を持ち,自分たちも政治にしっかりとかかわっていくことだと感じた。投票することの意味を考え,自分たちにできることを実践してくことが大切だと思う。」

最後に講師の先生からは

「君たちは一人一人一つだけの花。君たちの花をしっかりと咲かせてほしい。平和はただ待っているだけでは来ない。君たちの手で平和な世の中を築いてほしい。」というお言葉をいただきました。

 宿に帰っての振り返り勉強会では,今日の学びを振り返り,それぞれの言葉でまとめました。実際に見るその現実に圧倒されている様子でした。

 明日は京都へ移動しての研修となります。

 机上で学んだことを実際に見たり,体験を行ったりすることで,単なる知識ではなく,本当の彼らの生きるための知恵になれるよう,明日の研修も充実したものにしていきたいと思います。